今月はMICS症例が7例で、MICS-AVR 1例、MICS-MVR 3例、MICS-MVP 2例、MICS-VSD閉鎖 1例と比較的多い月となりました。スタッフもだいぶ慣れてきましたがまだまだ時間短縮できる要素はありそうです。一つ一つの手技を確実に行うこと、やり直しをなくすことなどは当然なのですが、術者以外の助手やスタッフはカメラの画面を見つつ糸さばきや展開などを介助し、次への先読みなど常に正中切開時と同様にまたはそれ以上に流れを意識し神経を使わなければqualityが損なわれます。そういった意味で術者も神経をすり減らしますが、周りのスタッフも熟練を要した助手、直介が必要とされるのです。